温暖化のリアル – 都市化が統計を歪めた【今週の”発見”】

@oyaiz 今週の”発見”

こんにちは、poypoyのIT部門担当のoyaizです。
この前、「最高気温40℃超!」というニュースを2日連続で見て、この世の終わりかと思ってしまいました……

ところで、どこのメディアも地球温暖化と結びつけて危機感を煽るような報道をしていました。
一体どれほど正確な情報なのでしょうか。
私は疑問を持ちました。

ということで、「温暖化のリアル」と題して、地球温暖化について私が勉強したことや調べたことをお伝えしていこうと思います。

今回のテーマ

今回取り上げるテーマは気温の統計についてです。

言わずもがなですが、地球温暖化の最も重要な指標のひとつに気温があります。
調べてみると、地球温暖化と気温の統計の関係が非常に興味深いことがわかりました。

都市化が統計を歪めた

先にこの記事の結論を述べようと思います。

都市化が気温の統計を歪め、「都市」温暖化と称するのが正確である。

一体どういうことなのでしょうか。
この先は、まず結論を導くのに必要な材料を3つ紹介したのち、「都市化が統計を歪めた」理由の解説をします。

1. 温暖化を確かめるには長期的な観測が不可欠

まずは当たり前なことから言います。
地球が温暖化しているかどうかを判断するには、長期的な観測データが必要です。

短期的なデータがまったく役に立たないとまでは言いませんが、正確性は長期的なデータに劣ります。
平均したら本当は横ばいなのに、「たまたま右肩上がり」の区間だけを見てしまっている、なんて可能性も十分考慮すべきです。

ということは、観測データも昔から観測をしている地点のものを用いるのが妥当だと考えられるでしょう。

2. 観測の歴史は都市部から

では、次に観測の歴史を考えてみましょう。

昔から気象観測が行なわれている場所というと、どんなところでしょうか?
きっと、人口の少ない地方部よりも人口が多い都市部の方が、古くから観測が行なわれてそうですよね。

実際に気象庁のホームページを見てみると、日本においては現在の東京都港区で気象観測をしたのが始まりとのことです。

明治8(1875)年6月1日、東京府第二大区溜池葵町(現在の港区虎ノ門)の地理寮構内にて、ジョイネルにより「東京気象台」としての地震観測が開始され、同月5日に1日3回の気象観測が開始されました。これにより、我が国における気象業務が幕を開けることとなります。
引用元:気象庁「気象業務の歴史」

日本に限らず、世界各地どこを見ても、やはり現在の都市部の方が地方部よりも昔から観測が行なわれている傾向にあるのは事実です。

3. 都市化とヒートアイランド現象

最後はヒートアイランド現象です。

ヒートアイランド現象という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
他の地域と比べて都市部の方が気温が高くなり、気温の分布が島みたいな形になる現象のことです。

ということは、都市化が進むとヒートアイランド現象が起こるということは容易に想像できるでしょう。

材料は十分、あとは繋げるだけ

以上の1〜3によって、「都市化が気温の統計を歪め、『都市』温暖化と称するのが正確である」という結論を導くための材料は揃いました。

改めて材料を確認しておきましょう。

  • 温暖化を確かめるには長期的な観測データが必要不可欠
  • 地方部よりも現在の都市部の方が昔から観測を継続している
  • 都市化が進むとヒートアイランド現象が発生する

これを見て、察しの良い人ならもうわかるでしょう。

つまりこういうことです。

  1. 温暖化を確かめるために長期的な観測データ必要です。
  2. すると、昔から観測を続けている地点(主に都市部の観測データを用いて、地球の平均気温の推移とみなすのが妥当と考えられます。
  3. 現在の都市部も観測初期は畑が広がっていて、地方部とそれほど変わらない普通の気温でした。
  4. しかし、開発が進みビルが立ち並ぶようになるにつれ、ヒートアイランド現象が発生します。
  5. ということは、ヒートアイランド現象が起こっている場所の観測データが、地球の平均気温の代表として扱われてしまっているということです。
  6. つまり、本当は都市部が気温上昇しているだけなのに、地球全体が気温上昇しているように見えてしまっているのです。

これこそが、「都市化が統計を歪めた」が意味することと「『都市』温暖化と称するのが正確」である理由です。
お分かりいただけたでしょうか。

注意喚起

ここまで統計の歪みを指摘してきましたが、地球温暖化の存在を否定しているわけではありません。
かといって、地球温暖化の存在を信奉しているわけでもありません。

地球温暖化に関しては専門家でも意見が分かれており、真相はまだ正確にはわかっていません。

したがって、私個人としてはデータからわかる事実だけを見る、いわゆる”リアリスト”としてこの記事を執筆しましたことを、ここに記します。

おわりに

以上で今回の記事を締めます。
今後も、「温暖化のリアル」と題して、地球温暖化について私が勉強したことや調べたことをお伝えしていこうと思います。

ぜひあなたも気になったこと・疑問に思ったことは積極的に調べてみてください!