故障中のエスカレーターで起きた思い込み【今週の”発見”】

@とーちゃん 今週の”発見” 日常

こんにちは、poypoy会計担当のとーちゃんです!

先週は、地元愛と若者の県外転出について、僕の体験をもとに考察してみました。身近な疑問を掘り下げると、面白い社会の構造が見えて来るものです。

さて、今週の「発見」は、先日買い物に出かけた際に体験した、人間の「思い込み」が体に及ぼす影響についてのお話です。

エスカレーターに貼られた
「階段として利用ください」の貼り紙

先日、ショッピングモールに買い物に行った時のこと。お目当ての売り場へ行こうとエスカレーターへ向かうと、こんな貼り紙が貼ってありました。

「現在エスカレーターが故障中のため、階段としてご利用ください」

頭ではすぐに理解しました。「なるほど、このエスカレーターは動かないんだな」と。
そのまま、一段一段階段として降り始めようとしました。

しかし、その時です。最初の一歩を踏み出した時です。僕は、思わずグッと前のめりになり、一瞬バランスを崩してしまったのです。幸い、すぐに体勢を立て直しましたが、この現象に驚きました。

なぜ、故障して動かないと知っているのに、体が勝手につまづくような反応をしたのだろう。

大人と子供の差

僕が出した結論は、「体に染みついた無意識の予測」です。

普段、エスカレーターに乗る時、僕たちの脳は無意識に「動く」という情報を元に、次の一歩の踏み出し方、足のあげ方、重心の移動速度をを自動的に調整しているのでしょう。故障して動いていなくても、長年の経験から「エスカレーターに乗る=動く」という固定観念が体に染みついていて、脳はその慣れた動作を無意識に指示してしまったのではないかと考えました。脳が現実(止まっている)を認識するより早く、体が予測(動く)に反応した結果、躓きが発生してしまったのでは?

この現象に驚いていたとき、さらなる発見がありました。

後から子連れの家族が降りてきたのですが、お父さんとお母さんは僕と同様に、最初の一歩で躓きを見せていました。ところが、その横を降りてきた3、4歳くらいの小さなお子さんは、躓く様子はなくまるで普通の階段を降りるかのようにスタスタと降りてきたのです!

これは、まだその子どもの体には「エスカレーターは動くもの」という固定観念や無意識の予想が染みついていなかったことを示しているのではないでしょうか。彼らにとっては、目の前にあるのはただの「階段状の物体」であり、大人のような「思い込みによる補正」をする必要がなかったのです。

脳の錯覚

今回のこの現象から、意識でわかっていることと、体が無意識に行う動作は、必ずしも一致しないということを実感できました。この発見には、本当に驚きました。

よく、豆知識や雑学などで、思い込みが体に作用するみたいな話は耳にしますが、自分はそうはならないと思ってきました。しかし、こう体感してみると信じられずにはいられず、とても面白い経験でした。

皆さんも、もし動かないエスカレーターを見かけたら、この現象を思い出して、ご自身の体がどう反応するのか、試してみてはいかがでしょう!

それでは、次の【今週の”発見”】ブログでお会いしましょう!